「お会計は、お店を出る直前に」

そんな常識が変わりつつあることをご存知でしょうか?

今日、飲食店やホテルなど、様々な店舗で「事前決済」が導入され始めています。最近では、デニーズやローソンといった有名チェーンでの導入も報道されたため、「事前決済」に関心を持つようになったという方も多いのでは?

そこで、本コラムでは、そんな事前決済の導入で得られるメリットをご紹介します。

事前決済の導入で得られる4つのメリット

事前決済とは?

事前決済とは、クレジットカードやスマートフォンの決済機能などを利用し、予約と同時に支払い手続きを終了する仕組みです。

主なメリットとしては、直前キャンセルやノーショーへの対策を挙げることができます。しかし、事前決済の導入で得られるメリットはそれだけではありません。

メリット1:直前キャンセルやノーショーの抑止

経済産業省がまとめた「No show対策レポート」(2018年11月1日)によれば、ノーショーにより飲食業界全体が年間に受ける損害額は2,000億円にも及ぶと推計されています。さらに1・2日前のキャンセルまで含めると、その額は1.6兆円にも及びます。

そして、同レポートでは、直前キャンセルやノーショーへの対策のひとつとして、事前決済の導入を挙げています。事前決済を導入することで、損害額の補填が容易になることはもちろんですが、予約時点でお金を支払うことでお客様が後からキャンセルをしづらくなり、結果として直前キャンセルやノーショーの抑止にもつながるでしょう。

メリット2:業務効率化(スタッフの負担軽減/人件費節約)

事前決済の場合、退店/チェックアウト時に会計をする必要はありません。そのため、事前決済を利用するお客様が増えれば、レジ業務の負担を軽減し、接客などの他の業務に集中できるようになります。その結果、顧客満足度の向上も期待できるでしょう。

また、レジ締め時に扱う現金も少なくなるため、現金差異も生じにくくなります。レジへの入金や釣り銭準備といった業務負担も軽減され、会計業務全体の効率化にもつながります。

メリット3:訪日外国人旅行者の取り込み

先進国のなかでも、日本はキャッシュレス決済の普及が遅れていると指摘を受けることは少なくありません。一方、海外では「海外旅行の際にあらかじめ渡航先のホテルや飲食店の利用代金は、予約と同時に事前決済しておく」というスタイルが定着しています。旅行中に多額の現金を持ち歩くリスクがなく、不慣れな外国語によるコミュニケーションで生じるトラブルやストレスも軽減できるからです。

お店にとっても、訪日外国人旅行者に事前決済してもらうことで、注文時や会計時のトラブルを回避でき、スムーズな接客ができるでしょう。また、事前決済の導入は他店との差別化にもつながるため、より多くの訪日外国人旅行者の取り込みが期待できます。

メリット4:顧客管理の徹底

事前決済を導入することで、お客様の氏名やメールアドレスといった個人情報が取得しやすくなります。こうした情報を活用することで、来店客のリピーター化に向けた施策が打ちやすくなるでしょう。

同時に、顧客層やニーズのボリュームゾーンなどを正確に把握できるようになるため、新商品の開発やメニューの見直しなど、顧客ニーズに合わせた施策の精度向上が期待できます。

このように、事前決済の導入には様々なメリットがあります。

そして、すでに大手飲食チェーンやECサイトにおいても事前決済の導入が進みつつあります。

事前決済の導入。4つの事例

レジに並ばず、テーブルで決済完了〜デニーズでの事例〜

ファミリーレストラン大手のデニーズでは、平日のランチタイムに発生するレジ待ちが課題となっていました。そこで、テーブル注文・決済ができるシステムを導入。レジ待ちの解消やスタッフの業務効率化を狙っています。

バーコードを読み取れば、店内のどこでも決済可能〜ローソンでの事例〜

コンビニ大手のローソンでは、公式アプリである「ローソンスマホペイ」を使い、お客が店内のどこでもセルフ決済できるというサービスを展開。顧客満足度の向上だけでなく、人材不足への対策としても注目を集めています。

車検も事前決済の時代〜カービューでの事例〜

株式会社カービューは、車検費用の見積もり・比較・決済まで、Web上で完結できる「カービュークリア車検」を提供。決済完了後の追加整備費用についてはカービューが負担することで、支払い費用が変動する可能性のあるサービスでの事前決済を実現しています。

券売機前の混雑緩和のために事前決済を導入〜富士急行での事例〜

富士山パノラマロープウェイを運営する富士急行は、電子チケットサービス「PassMarket」を利用してスマートフォンによる日時指定乗車券の事前決済サービスを提供しています。事前に乗車券を購入したお客様は、当日優先搭乗できるなど、事前決済に付加価値を加えて利用促進を図っています。

各事例の詳細については、コチラ!

まとめ

ここまで紹介したように、事前決済の導入は、店舗側はもちろん、お客様にとってもメリットが大きいものです。

一方、事前決済をお客様に利用してもらうためには、直感的で使いやすいシステムが不可欠です。そのため、導入にあたってのシステム選定では、UI面も含めて検討する必要があるでしょう。

そして株式会社Samuraiでも、お客様にスムーズに利用してもらえるUIを持つ事前決済システムとして「Samurai Order」を提供しています。

本記事をお読みいただき、事前決済の導入に関心をお持ちいただけた方は、ぜひお問い合わせください。