「店舗独自のアプリを開発することで、来店客の増加につなげたい」
「アプリを通じた施策を展開して、リピーターを増やしたい」

このような考えから、飲食店や美容室などの店舗事業者が、独自の顧客向けアプリを開発する例が増えつつあります

一方で、実際にアプリを開発する際には、どのような機能を盛り込めば良いのか判断できないという事業者の方も少なくありません。

そこで本コラムでは、飲食店や美容室といった店舗を運営している事業者が、顧客向けアプリを開発する際に押さえておくべき機能についてご紹介します。

顧客向けアプリを開発する場合にはどんな機能を搭載するべき?

その1:クーポン/ポイントカード

新規顧客獲得には、既存顧客の維持にかかる何倍ものコストがかかるといわれています。そのため、売上や利益を向上させるために、既存顧客のリピーター化に優先して取り組んでいる店舗事業者の方も多いのではないでしょうか。
そして、既存顧客のリピーター化するために効果的な手法としては、クーポン/ポイントカードの発行があります。

しかし、紙のクーポン/ポイントカードの場合、紛失や利用期限の超過、管理の手間など、ユーザーの利便性は高いとはいえません。また店舗側にとっても、発行にする時間や、発行後の会員情報との紐付け作業など、業務負担が少なくありません。

そこで、紙ではなくアプリにクーポン/ポイントカードを発行・利用・管理できる機能を搭載することで、これらのデメリットを解消できます。

その2:ハウスマネー

既存顧客のリピーター化を促す施策としては、クーポン/ポイントカード以外にもハウスマネーを発行することが有効です。ハウスマネーとは、店舗や自治体などが独自に発行した通貨のことで、最近では顧客向けアプリに組み込むこともできるようになっています。

電子マネーやQRコードといった決済ソリューションも多いなかで、ハウスマネーを発行するメリットとしては、決済事業者への利用手数料が不要となること、支払金の入金がスピーディなためキャッシュフローが改善されることなどが挙げられます。

また、利用客のデータを蓄積・分析して施策に活用できるほか、期限切れや解約などによって発生した残額を退蔵益※として獲得することも可能です。

※プリペイドカードや有価証券などが商品や役務と交換されないまま失効したことにより発行者側に発生する利益

※「ハウスマネー」については、以下のコラムで詳しく解説しています。

ハウスマネーで囲い込む!電子マネーや顧客データは自社で管理

その3:プッシュ通知

顧客向けアプリは、インストールしてもらうだけで成果に直結するものではありません。顧客のリピーター化や新規顧客の開拓といった成果につなげるためには、インストール後にも来店や商品購入といったアクションを促す施策を展開する必要があります。

そして、アクションを促す施策の1つとして、プッシュ通知が有効です。アプリにプッシュ機能を搭載しておくことで、クーポン発行やキャンペーン開始などのメッセージを定期的に顧客のもとに届けることができます。

こうしたメッセージが、最近の利用がない顧客に再訪を促したり、競合店への流出の未然に防止したりといった効果につながる可能性があります。

その4:店舗検索

アプリを通じて顧客に店舗の情報を知らせる手段の1つとして、店舗検索機能が有効です。店舗検索機能の代表的なものとしては、スマートフォンの位置情報を利用する「GPS検索」のほか、登録されたカテゴリから選択してもらう「カテゴリ検索」、任意のワードで絞り込む「フリーワード検索」などがあります。

このうち、特に多店舗展開している場合に押さえておきたいのが「GPS検索」です。現在地や自宅近くから店舗を簡単に検索できるようにしておくことで、既存顧客の来店を促すことができます。

その5:予約

美容室やサロン、整体院といった役務提供ビジネスを展開する店舗の場合、「予約の電話がつながらない」「希望した時間が埋まっていた」というように、予約が集客の課題となっていることが少なくありません。

そして、このようなケースで効果を発揮するのがアプリの予約機能です。

時間・場所・スタッフといった情報を入力することで、アプリから簡単に予約できるようにしておくことで、新規顧客の来店を促せるほか、既存顧客の利便性向上にもつながります。

その6:キャッシュレス決済

国内でも本格的にキャッシュレス決済が浸透し始めており、今後さらなる普及が予想されるなかでは、顧客向けアプリにおいてもキャッシュレス決済機能は外せない仕様といえるでしょう。

クレジットカードやポイントカード等との連携により、アプリ上から決済を完了できるようにすることで、顧客の利便性を向上させることができます。また、店舗にとっては、現金の取り扱い量が減ることで会計業務を効率化できるといったメリットもあります。

加えて、事前決済機能を搭載しておくことでドタキャンやノーショーを防止する効果も見込めます。

顧客向けアプリを簡単に開発することができるソリューションとは?

ここまでご紹介したような6つの機能を搭載することで、飲食店や美容室といった店舗において効果的なアプリを開発することができるでしょう。

そして、株式会社Samuraiでは、これらの機能を実装してアプリケーションとして活用できるソリューションとして「Samurai Order」を用意しています。本コラムをお読みいただき、興味をお持ちになった方は、ぜひ一度、お問い合わせください。